おしらせ

フランス、オクシタニー地方の旅では、思わぬところで日本の野草に似た花が咲いていたり、日本にはない可憐な花々をみたので、ここに載せます。
フランス、オクシタニー地方の旅は忘れへんうちに 旅編に記載しています。

2016/07/18

イシク・クル湖北岸のサカの墓に咲いていた花

キルギスの主に高山植物の花を掲載しています。名前の分からないものがほとんどでした。
また、ほぼ日本で咲く花の図鑑を参考にしているため、名称を書いているものも、そのような花の種類程度のものです。
また、幾種類の花を見たのかを確かめるために、番号をつけています。ときどき若い番号になっているものは、前に見た時のものです。

イシク・クル湖北岸を進んでいくと、サカの古墳(クルガン)が道の傍にあった。
そこは墳墓というよりも、足の踏み場のないほどのお花畑だった。

21 タカネオトギリ(高嶺弟切) オトギリソウ科オトギリソウ属 高332 Hypericum sikokumontanum
アラ・アルチャ渓谷見た花はこちら
チョン・ケミン渓谷で咲いていたのはこちら



48 フロミス・プラテンシス シソ科フロミス属 Salvia pratensis 薄紫の花
中国・新疆ウイグル自治区・カザフスタンとキルギスに自生するという。(添乗員の旅日記より)
48 フロミス・プラテンシス シソ科フロミス属 Salvia pratensis
中国・新疆ウイグル自治区・カザフスタンとキルギスに自生するという。(添乗員の旅日記より)
アラ・アルチャ渓谷で見た花はこちら

49 サワギキョウでもなさそう。
同じくアラ・アルチャ渓谷で見た紫の花と同じ

112 背の高いセリ科の大群落

159 ハナハッカ シソ科ハナハッカ属 Origanum vulgare
最近探し当てた西田進のホームページキルギス-天山山脈ヘリハイクと花の旅で、これはハナハッカという植物の蕾であることが判明。イブキジャコウソウはこんなに高くは育たないのだった。 チョン・ケミン渓谷で見た丈の高い種と同じ

113 ディプロタクシス・エルコイデス アブラナ科ロボウガラシ属 Diplotaxis erucoides
小さな花がぎっしりと密生して咲き、遠目にはカーネーションのよう
もっと拡大するとピンボケだった

114 不明 キンポウゲ科チドリソウ属?

115 サルビア・ドミニカ シソ科アキギリ属 ト108 Salvia dominica 
拡大

60 サルビア・ステッポサ シソ科アキギリ属 (添乗員の旅日記より)
墳丘では一番目立つ花だった
赤紫の蕾が穂のようについて、下から青い花を咲かせている


116 不明 マメ科

117 不明 マメ科
風変わりな花と小さなサヤ

118 サワラン(沢蘭) ラン科サワラン属 高545 Eleorchis japonica
同じ花が散ってしまい、残ったたくさんの茎が邪魔で、花そのものをよく写せていない。 
思えば、キルギスでラン科の花に初めてお目に掛かった。

50 シベナガムラサキ(蕊長紫) ムラサキ科シャゼンムラサキ属 Echium vulgare
ボタニックガーデンエキウム・ウルガーレを参考にしました。

119 不明 リンドウ科
紫色の小さな花。右の方に花の内側が見えている。


     イシク・クル湖のリゾートで朝散歩


関連項目
イシク・クル湖北岸にサカの墓が点々と
参考サイト
ボタニックガーデンエキウム・ウルガーレ

※参考文献
「山渓カラー名鑑 日本の高山植物」 豊国秀夫編 1988年 山と渓谷社
「山渓カラー名鑑 日本の野草」 林弥栄 1983年 山と渓谷社
添乗員金子氏の旅日記
「トルコの花」 岡田季代子 2008年 パレード